自転車のペダルから両足が外れないとどうなるか
それは当然そのまま倒れるしかない。
これを「立ちごけ」という。
受け身のできない転倒は身体に相当なダメージだろうし
縁石ぶち当たったらカーボンフレームは泣きだろうし
なにより車道側に倒れたらこれはもう恐怖。
それでも足とペダルを固定する利点があるのだという。
そんな初体験は優しくお願いしたいので
初心者向けのシマノクリッカーを選ぶ。
これまでのSPDに比べ約6割も脱着がし易くなっているという。
自転車屋さんでは通常のSPDでもバネの強度を調整できるので
全然問題無いと言われてもビビリ~なので我を通す。
おまけにペダルは、固定金具が片面のみで
もう片面は普通の靴でも乗れるフラットのやつにするという念の入れようだ。
片面フラットのペダル「PD-T420」は
(一部には9月発売予定とある割には)
8月頭にすんなりと入手できた。
靴底に自分でクリートを取り付け
50kmほど走ってみる。
普通のSPDを試したことがないので比較しようがないが
全然らくらく外すことができる。
これならば「立ちごけ」しなくてすむと思う。
むしろはめるときが、まだ慣れていないせいかポイントを探す。
カチッではなくゴリッて感じ。
今回、土手を走ったので、信号のある一般道に比べ脱着の頻度はすごく少なかったし
慣れてきた頃に、ぼーっとして外すのを忘れるのかもしれない。
よく行く道の駅で出会うサイクリストと話すたびに言われる
「引き足の効果」は一度走っただけではなんのこっちゃ?って感じだし。
クリッカーの外れやすさが、ハードなペダリング時に逆に危険という声も聞くけど
まだそこまでハードな境地に至ってないす自分。
参考リンク:
Amazon.co.jp: SHIMANO(シマノ) PD-T420 CLICK'R PEDAL- スポーツ&アウトドア
メモ:
2013年8月3日SPDクリッカー装着