新聞配達スキーへ行く

新聞を取ってる人ならわかると思うが

一年に何度か新聞休刊日というものがある。

それ以外は雨の日も雪の日も配達する。

休刊日は連続しない1日なので、

田舎が遠く貧乏な私は、高校卒業以来、盆暮れも帰省しない親不孝な人となった。

 

正月の休刊日は1月2日。

元日の朝刊配達を終え、夕刊は無く

田舎の近い新聞奨学生はあらかた帰省して

私と、なぜか上尾(埼玉県)のKだけが残った。

当時の正月は店も開いてなくて、ヒマをもてあましていた私たちは

Kの「スキーに行ったことがない」のひと言で、

たいした防寒もしないまま新潟行きの夜行鈍行に飛び乗った。

続きを読む

新聞配達逃げる

もう何十年も前の話なので今もそうなのかは知らない。
ということを最初に断っておく。
また、地域によっても違いはある。
私は埼玉県川越市と東京都北区で新聞配達をしたが
川越の販売所はアットホームで、以下のようなことは皆無だった。
 

続きを読む

新聞配達愕然とする

新聞を入れ忘れるときがある。
これを不配もしくは不達という。

朝刊配達を終え
販売所に戻って支給の朝ご飯を食べていると
団地の誰それさんから不配との連絡を受ける

早速届けに行ったのだが
そのポストの前に立つと
今朝、入れたか入れてないかというのは
意外と憶えているものだ。

私は今日、確かにココに入れた。

まあ、そんなことは言ってもはじまらないので
ピンポーンとチャイムを押した。

続きを読む

新聞配達寝坊する

低血圧の私が新聞配達など
どだい無謀だったのだ。

高校通学のときなども寝坊してはバス停まで間に合わず
路線バスを家の前で留めて乗せてもらっていたではないか。

この日も寝坊する。

急いで新聞販売所へチャリで駆けつけると
所長からスリッパが飛んで来た。
いいかげん腹が立っているらしく無言だ。

すみません。すみません。
と、新聞をセットして飛び出す。

続きを読む